TOEFL Jr.について Test of English as a Foreign Language Junior
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TOEFL Junior(トーフルジュニア)とは
みなさんは英語の試験TOEFLは耳にしたことがあるかと思いますが、TOEFL JUNIORというテストはご存知ですか?名前の通り、このテストは英語を母国語としない11歳以上の中高生を対象にデザインされた、海外の中学、高校に入学、編入をお考えの方などを対象とした英語の能力を測定するためのテストです。2012年度の段階で、韓国をはじめとするアジア、中東、南米、ヨーロッパではすでに正式導入されています。
TOEFL Juniorのテスト形式
テストは、ペーパーベースのTOEFL JUNIOR Standard Test、パソコンベースのTOEFL JUNIOR Comprehensive Testの2種類に分類されます。現段階ではペーパーベースのStandard Testが一般的とされていますが、学校によってはSpeaking、Writing採点を含むComprehensive Testを求められることがあります。テスト結果は、一般のTOEFLと同様、合否判定ではなくスコアで表示され、600点から900点のスケールで判定される形式です。試験時間は約2時間。グローバル化が進む昨今、英語はもはや世界の共通語。日本の将来を支える若い世代の英語教育を早い段階から取り組みても良いかもしれませんね。
TOEFL Juniorのテスト構成
TOEFL JUNIOR Standard Test
トータル問題数: 126問 テスト時間:115分 トータルスコア: 600-900点Language Form and Meaning / 文法・語録
問題数
42問回答時間
約25分スコア
200-300点満点このセクションでは、受験者の単語力・グラマーを測定します。虫食い形式で正しい前置詞、形容詞、フレーズなどを選ぶ問題がメインです。動詞の後にくる決まった前置詞、正しい言い回し、不定詞、動名詞等が頻繁に出題されます。
Listening / リスニング
回答時間
40分問題数
42問スコア
200-300点満点TOEFL JUNIORのリスニングセクションは、一般TOEFLのアカデミックなレクチャーとは少し異なり、与えられた写真を見て設問に答える問題や、会話を聞いて答えるなどTOEICのリスニングに似た問題が多いです。
Reading Comprehension / 文章読解
問題数
42問回答時間
40分スコア
200?300点満点最後のReading Comprehensionセクションでは、会話ベースの文章や、アメリカの中学、高校で使われる教科書レベルの文章を読み、設問に答えるというものです。論理に基づいたInference Question、文章読解といった難しい問題も出題されますので、十分な対策が必要となります。
TOEFL JUNIOR Comprehensive Test
トータル問題数: 80問、テスト時間:134分Reading / リーディング
問題数
36問回答時間
41分スコア
140-160点満点出題内容はボキャブラリー、読解力、推測問題、筆者の意見を求める問題など、上記TOEFL JUNIOR Standard Testとほぼ同じですが、コンピューター画面で文章を読まなければならないため、パソコン操作への慣れが必要です。
Listening / リスニング
問題数
36問回答時間
36分スコア
140点-160満点ヘッドフォンを着用し、2,3分の会話や、授業、また写真に基づいて設問に答える形式です。殆どの解答では4つの選択肢が与えられ、解答を1つ選ぶ形ですが、複数の答えを選ぶ物もあります。
Speaking / スピーキング
問題数
4問回答時間
18分
スコア
0-16点満点
コンピューターに向かい、質問に答える形式です。質問内容は様々で、「あなたの国では拍手とはどういう意味をもちますか?」や、写真をみてどういった状況かを伝える問題、宿題に関する説明している先生の話を聞き設問に答えるなどです。
Writing / ライティング
問題数
4問回答時間
39分スコア
0-16点満点Comprehensive Testのライティングセクションは、問題形式が複数あります。与えられたパッセージの文法のミスを指摘する問題や、E-mailに対する返信を入力する問題などです。1問に対する解答時間は約10分程度。
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