世の中には、自分の夢を追いかけるために海外に生活の拠点を移した日本人がたくさんいます。
今回は、ミュージカルの世界での最高峰”ブロードウェイシアター女優”を目指す木村飛鳥(きむら あすか)さんに密着取材してきました!
異国の地で、文化も言語も違う中、夢を叶える為に日々努力に励んでいる木村さん。
ニューヨークに来るきっかけはブロードウェイのミュージカルと出会った事でした。
ブロードウェイとの出会いをきっかけに「歌い手としての目標」を確立
高校時代は芸能系の専門学校で歌や芝居の練習、卒業後は舞台女優として活躍していた木村さんですが、ブロードウェイミュージカルに出会うまでは「歌うことが好き!楽しく歌いたい!」としか考えていなかったそうです。しかしブロードウェイの俳優たちの圧倒的な演技や歌唱力に衝撃を受け、「自分もその舞台に立ちたい」と強く思うようになり、ニューヨークへの留学を決意したそうです!
”自分もそうなりたい”と思ってすぐに異国の地への留学を決意する木村さんの行動力と熱意はぜひ見習いたいですね…!
大好きなミュージカルのイベントで俳優と一緒に舞台で歌う機会が!
木村さんが一番好きなミュージカルは「Waitress」。そのミュージカルが「カラオケナイト」という応募者の中からくじで当選した人がブロードウェイの舞台上で出演者たちと一緒に歌えるイベントを開催していた際、木村さんは見事に当選し、俳優と一緒に舞台で歌うことができたそうです!しかも木村さんが歌った時、木村さんの歌唱力に会場は大盛り上がりで観客もスタンディングオベーション!
その光景を見て、木村さんは「憧れの舞台で歌うという自分の夢が一つ叶えられたと同時に、やってきたことに改めて自信を持つことができた」と感じたそうです。
憧れの舞台で実力を認めてもらえるほど、木村さんが努力してきたということが伝わってくるエピソードですね。
母語ではない言語で表現することの難しさとの闘い
木村さんは現在Rennert(レナート)という語学学校で平日は毎日英語の勉強をしており、放課後はボイスレッスンや図書館で自習をして過ごしているそうです。そんな勉強漬けの木村さんが現在課題に感じていることは「母語ではない言語で歌い、表現することの難しさ」だそう。今まで日本語で役を演じたり歌ったりする時は何も考えなくてもできてしまったことでも、母語ではない言語では意味や文脈を丁寧に取る必要があります。普通に英語を勉強して喋れるようになるだけでもかなり大変なことですので、英語を使って「自分ではない誰かを演じる」というのがどれだけ大変なことかは想像に難くありません。
しかし持ち前の天真爛漫さで前向きに努力を重ねている木村さんなら、きっとこの課題も克服できると思います!!
前向きに、そしてひたむきに努力を続ける姿勢
家族と離れて暮らすのは今回が初めて等、ミュージカル女優への夢を追いかける以外にも多くのハードルを日々乗り越えている木村さん。週末に夢であるブロードウェイの舞台を観に行けるこの環境は、彼女にとって大変な半面、とっても刺激的なものでしょう。
そんな木村さんの努力をしている姿や素顔が垣間見えるこちらのインタビュー動画もぜひご覧ください!
まとめ
いかがでしたでしょうか?今は自分のやりたいことに焦点を当てることのできる環境にいるので一つ一つ決めたことはしっかりやり遂げようと思う、と力強く仰っていた木村さん。
明るく前向きに夢に向かって突き進む木村さんの今後の活躍に期待大ですね!