交換留学について Exchange program
交換留学について
- アメリカ留学を考えたときに、多くの人が大学からの正規留学や語学学校に通う語学留学を想像します。そのため、多額の学費や学校の卒業の遅れなどの問題で、諦めてしまう人も多いかもしれません。でも実は、交換留学という手段で、日本の学校に通いながら卒業に遅れをとることなくアメリカの学校で勉強することができるんです。
交換留学とは
- 交換留学とは、日本の学校に在籍しながら、海外の高校または大学に1、2学期間留学し、帰国後は留学先でとった単位がそれぞれの学校に合わせ変換される、単位認定留学です。大学交換留学の場合、各大学の海外での提携大学へ留学することになります。交換留学といっても、留学先大学からの学生を同時期に自分の日本で在学中の学校で受け入れなければいけないわけではなく、提携している大学間でお互いの生徒の受け入れを許可しているということです。高校交換留学では主に交換留学団体を通した留学となり、留学先はホストファミリーが住む近くの公立高校で受け入れてもらう事が多くなります。そのため、日本人や他の外国人がまったくいない環境になることがあります。
語学学校との違い
- 語学留学は、英語の語学力をつけるための語学学校へ通う留学です。多くの学校が1クラス少人数制でクラスが開講され、クラスメートは海外から英語を学びにくる留学生となります。最短で数日間旅行感覚で行くいくことも可能で、数週間から長期でも1年ほどの留学です。交換留学とは、海外の高校または大学に学期単位で実際に通い(1学期もしくは2学期間)、現地のアメリカ人の学生と同様に授業を受け、単位を獲得する必要があります。既に一定の英語力がある方が英語を使って興味のある分野を学べ、それを日本の学校の単位に変換してもらえるシステムです。
交換留学するには?
- 高校留学交換はいくつかある日本の高校留学団体を通して交換留学することができます。大学での交換留学は、日本で通う大学を通して行う留学ですので、それぞれの大学によってシステムや提携校の数などがそれぞれ異なります。そのため、少しでも交換留学を考えているならば早い段階で確認することをおすすめします。また、交換留学の何よりの利点は、語学留学や正規留学に比べ費用が格段に安いということです。そのため、高校、大学ともに、以下のような条件が求められます。
学業成績
交換留学先の大学に受け入れてもらうために、現在通っている学校である一定以上の成績を保っておく必要があります。一般には、GPA3.0以上の場合が多いです。高校の5段階評価であれば、3以上は必要でしょう。英語力
各学校が定める英語力を示す試験を受け、一定以上の点数を獲得する必要があります。(大学では主にTOEFL IBTで88以上、ITPで500以上、高校留学の場合は対応する留学団体による)推薦書
推薦書は基本的に、高校であれば担任の先生もしくは英語の先生、大学であれば教授や各大学の留学担当者の方に留学先大学先向けに書いてもらいます。財政能力証明書(残高証明書)
大学であれば、銀行から発行される英文の残高証明書を学校に提出する必要があります。大学に学費や生活費をきちんとまかなうだけの財力がありますよ、という証明をするためです。額は各大学によって異なります。交換留学は他留学のよりも費用が安く、海外の大学生活を一年ほどという最適な期間で体験でき、遅れることなく日本の大学を卒業できるというメリットづくしのとても手魅力的な留学です。そのために求められる条件は少しだけ厳しく、準備期間等も長くなりますが、一年後の留学を考え今から勉強を始めておけば、決して難しいことはありません。早めに行動して、ぜひ海外の学校生活を楽しんでください!