ニューヨークの気候と季節ごとの服装 Climate and clothing
- ニューヨークへの渡航を考える方の中にはどんな服を持って行けばよいか悩む方もいるのではないでしょうか。
ニューヨークは日本と同じ北半球に位置するので、四季は同じ季節になります。基本的には日本よりも春と秋が短いと言われています。緯度は東北の青森と同程度なので、青森の気候をイメージすると分かりやすいかもしれません。今回は季節ごとにニューヨークの気候とおすすめの服装を紹介します。
祝日は日本と異なり、企業や学校によって休みにするかどうかの判断が異なります。今回は多くの企業が休みとなる、国が定めた祝日(Federal Holidays)を紹介します。
ニューヨークの気候と季節ごとの服装
春の気候と服装(3~5月 最高気温26℃ 最低気温0℃)
ニューヨークの春は短いです。3月はまだ真冬の寒さなのでダウンコートや手袋などは必須です。4月に入ると桜が咲き始め、暖かい日も増えてきますが、まだ朝晩は冷え込むことが多いです。薄手のコートなどで調節しましょう。また、アメリカと日本では植物が異なるため、花粉症の症状が出ない方もいるそうですが、私は1年目からしっかり症状が出て苦しんだので、準備はしておくことをおすすめします。
5月になると日差しが強くなったと感じることが増え、薄着でも出掛けられるようになります。暖かくなってくると屋内の冷房が日本よりかなり強くかかるので、レストランやミュージカルへ行く際は長袖のカーディガン等を持ち歩きましょう。
アメリカ祝日
Memorial Day:戦没将兵追悼記念日 5月の最終月曜日夏の気候と服装(6~8月 最高気温3℃ 最低気温15℃)
6月は雨が多くなりますが、一日中ではなく短時間でやむことも多い印象です。突然暗くなり激しい雷雨になることもありますが、その場合はすぐやむことも多いので雨宿りをして待ちましょう。7月中旬から8月中旬が一番暑い時期です。30℃を超える気温の日が続き、日差しも強いので帽子とサングラスが必須になります。電気代が非常に高いため、なるべくクーラーを使わず扇風機で過ごす習慣がある滞在先もあるので、冷感グッズが重宝するかもしれません(クーラー付きのアパートや追加料金で冷房を付けられる場合もあります)。また、地下鉄の車内は冷房が効いていますが、ホーム等の構内は空調がなく非常に暑い場合も多いです。
アメリカ祝日
Juneteenth National Independence Day:奴隷解放記念日 6月19日Independence Day:独立記念日 7月4日
秋の気候と服装(9~11月 最高気温25℃ 最低気温‐3℃)
9月になると、涼しい日が増えてきます。また朝晩は冷え込むなど、寒暖差が大きくなるのでジャケット等を持ち歩きましょう。10月は肌寒くなりますが、街歩きに良い秋晴れの日が多いです。ハロウィンや紅葉で盛り上がる時期でもあるので、暖かい恰好で出かけましょう。11月は東京の冬に近く、ダウンコートが必要になってきます。ただし、教室などの室内は暖房がかなり効いている場合もあるので、温度調節しやすい服装がおすすめです。サンクスギビングデーからはホリデーシーズンが始まり、街にはクリスマスイルミネーションが飾られます。
アメリカ祝日
Labor Day:労働者の日 9月第1月曜日Columbus Day / Indigenous Peoples’ Day:コロンブス・デー / 先住民の日 10月第2月曜日
Veterans Day :退役軍人の日 11月11日
Thanksgiving Day:感謝祭 11月第4木曜日
冬の気候と服装(12~2月 最高気温18℃ 最低気温‐15℃)
ニューヨークの冬は寒いです。12月からは気温が0℃前後になるため、ダウンコート、帽子、手袋、マフラーなどは必須です。澄んだ空に映えるイルミネーションは最高なので、ばっちり防寒して出かけましょう。1月は最も寒い時期で雪が降ることもあります。風が強い日は特に体感温度が下がるので、フードを被ったり耳当てをする人もいます。2月もまだまだ寒いです。滞在先では建物全体を温めるセントラルヒーティングというシステムが多いので、逆に暑いと感じるほど暖かいこともあります。ただし、基本的に建物が古く温度調節が一括なので、部屋によって温度が異なることもあるそうなので、寒がりの方は暖かい部屋着や電気毛布があると安心かもしれません。
アメリカ祝日
Christmas Day:クリスマス 12月25日New Year’s Day:元旦 1月1日
Martin Luther King Jr Day:キング牧師記念日 1月第3月曜日
Presidents’ Day / Washington’s Birthday:大統領の日/ワシントン記念日 2月第3月曜日
メモ
アメリカでの気温の表示は華氏(ファーレンハイト ℉)のため、摂氏(セルシウス ℃)に慣れていると戸惑うこともあるかもしれません。諸説ありますが、華氏を提案したファーレンハイトさんは人が住める温度を0~100℉としたそうです(-17.8℃~37.8℃)ざっくり計算する場合は華氏から、30を引いて2で割ります。(華氏(℉)- 30 )÷ 2 ≒ 摂氏(℃)
もしくは、90℉⇒暑い(32℃) 70℉⇒快適(21℃) 50℉⇒寒い(10℃)という目安だけ覚えてみるのもいいと思います。
ニューヨークの街では多種多様なファッションを見かけるので、気候に合わせつつオシャレをして歩くのも楽しいと思います。ただし、歩道の路面状態はあまり良くなく段差や階段も多いので女性のヒールはあまり出番がありません。また、こちらではかなりカジュアルな服装で歩く人が多いのと、乾燥機を必ず使うため、ガシガシ洗って乾かせるTシャツやパーカー、ジーパンを多めに持ってくることをおすすめします。
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